ポツリポツリと

むいみな世界。

存在価値

「存在価値がない」と親に言われて育った

だからまあ自分に価値のないことくらい解ってる

 

産まなきゃ良かったとか

生きてる価値ないとか

人生全部間違えてるとか

もう言われ慣れて「そうですね!」としか言いようがない

 

言いようがなかった

 

でも、彼に出会って彼と過ごして

彼に求められるようになってから

なんか嬉しくて、自分にも価値があるように思えたんだ

 

だからこそ段々と求められなくなってしまった今

親に言われた時以上の絶望感がある

 

やっぱりそうだったんだ

やっぱり自分には価値がないんだと

思い知らされた感じがして生きた心地がしない

 

生きていたくないなって

まあ生きるんだけど、逃げたい

 

価値とかそういうのから逃げたい

 

いつか私が親になる日が来るとしたら

こんな酷いこと絶対言わない

 

なんでむしろ言えちゃう人が居るんだろう

悲しいなぁ、

言葉は本当に凶器にもなるのになぁ

 

「ゆっくりでいいんだよ」って

何気なく言ってくれた京都のあの人が恋しい